「大学生を対象とした対話力尺度の開発」@日本教育工学会大会

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日本教育工学会大会(大阪大学)に参加しました。
今回は「大学生を対象とした対話力尺度の開発」(冨永敦子・渡邉文枝・向後千春)というテーマで発表しました。ここでいう「対話力」とは、文部科学省中央教育審議会で挙げられている「協働的問題解決力」を想定しています。協働的問題解決力とは、他者と情報を共有しながら、議論を通じてお互いの考え方の共通点や相違点を理解し、相手の考えに共感したり多様な考えを統合したりして、協力しながら問題を解決していく能力を指します。

この協働的問題解決を行うには、どのようなことが必要なのでしょうか? 今回は、この構成概念を明らかにするために、大学生181人を対象に対話力尺度の開発を試みました。

調査および分析の結果、情報思考伝達、創造力、意見の受け入れ、対話への自信、積極的ヒヤリング、相手への配慮の6つの因子が抽出されました。

対話"力"のように、"力"という文字が入ると、スキルや能力が取りざたされますが、この研究では「相手への配慮」のように対話のための態度が因子として抽出されています。また、「対話への自信」のようにメンタルな因子が抽出されているのも興味深いと思います。

ポスター.jpg

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