日本教育工学会大会@島根大学

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日本教育工学会大会(島根大学)で、「プロジェクト学習における21世紀型スキルの育成」を発表しました。美馬のゆり先生と共著です。

この研究は,はこだて未来大学で行われているプロジェクト学習において,どのような知識・技能・行動・態度が育成されるのかを質問紙法により調査したものです。質問紙は、三宅なほみ先生方の『21世紀型スキル―学びと評価の新たなかたち―』(北大路書房)に掲載されている、21世紀型スキルの操作的定義をもとに作成しました。

プロジェクト学習履修者を対象に、プロジェクト学習開始時、中間、終了時の3回調査した結果、読み書きの能力であるリテラシーやICT活用スキルは中間の時点で向上が見られましたが、自律性や他者との協働、社会的態度は中間時点では向上せず、終了時に向上が見られました。

この結果は、プロジェクト学習を担当する教員にとっては、「確かにね~」と納得するものです。前期は、グループでの活動がなかなかうまくいきません。自分とは異なる意見が出た際に、他者を尊重しつつ、冷静に分析し、自分の考え方を再考したりすることがまだ難しいようです。いろいろ悩んだり苦労したりして、後期にようやくグループで成果が出るようになります。この結果は、学習者のそのような成長を表わしていると思います。

プロジェクト学習における21世紀型スキルの育成.png


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