2017年10月アーカイブ

京工業大学附属図書館で「日本語ライティングセミナー」を行いました。このセミナーは今回で3回目です。


日本教育心理学会(名古屋)において「大学生を対象としたライティング反転授業におけるeラーニングの効果」を発表しました。

公立はこだて未来大学のアカデミックライティング科目「科学技術リテラシ」は、2014年度からレクチャーを徐々にeラーニング化し、2016年度にはすべてのレクチャーがeラーニングになり、完全反転授業になりました。eラーニングの本数は48本、1本10分~15分。椿本弥生先生が13本、大塚裕子先生が17本、冨永が18本作成しました。

この研究では、「科学技術リテラシ」のpreテスト・小テスト・最終課題得点の関係を分析しました。preテストは開始時期の論理的思考力を測定しています。小テストは、学習者がeラーニングにより文章作成技術をどのくらい理解できたかを測定しています。最終課題は、科学技術に関する自由テーマの意見文です。ルーブリック(23項目×3段階)により採点されています。

この3つの得点の関係を共分散構造分析により分析したところ、以下の3点が示唆されました。
  • 論理的思考力は,eラーニングの内容(文章作成技術)を理解するのに必要
  • しかし、元々持っている論理的思考力だけでは,文章作成技術を用いた論理的なレポートは書けない
  • eラーニングで文章作成技術を学習したことが,論理的なレポート作成に活かされた

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